35歳位で初めて起業する人へ

35歳位で初めて起業する人へ。

クオン水野です。2011年8月に35歳で起業してもう3年経ちます。
ITの世界ではこの歳だとベテランですから…おそろしい。

今日は、これから起業する同世代(もしくはもう少し下の年齢の方)の方へ
僕が、起業後に、経験したこと、思ったことを箇条書きメモにてシェア。

▼初代オフィス(2011年)▼

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memo


起業を決めたらさっさとお金を用意して起業したほうがいい。

サラリーマン時代の成功なんてちっとも自慢できない。常に謙虚に。

かっこつけないで、泥臭くやったほうが結局は、得。


20代起業家に体力で勝とうと思わない。深酒、徹夜ほどほどにw

20代起業家の無謀な手段(時に法を犯す)と競らない。

むしろ20代起業家を味方につけたほうがいい。今なら海外の起業家友達を増やすのが良いかと。

 

・複数の戦略を組み合わせて事業を進める。多分若者より向いてる。

 

・今まで培ってきた人脈やコネは遠慮しないで使いまくったほうが良いかと。


サラリーマン時代にお世話になった人に挨拶に行くべし。色々助けてくれる。

親(結婚していれば相手の親も)にも挨拶に行くべし。色々助けてくれる。

 

・いろんな人から起業相談とか転職相談とか来るので全部聞くべし。回りまわってプラスになる。

 

・会社設立時には飲み会(パーティ)やって知り合いを集めると良い。結構な割合でその後入社してくれている。

 

・会社設立時の引っ越し作業にも知り合いを集めると良い。上に同じ。ベンチャー感を共有するのって刺激的ですからね。

 

・起業時にメディアや媒体の知り合いがいれば、挨拶に行く。新しく知り合ったらこまめに近況報告をすべし。

 

同世代の起業家とは交流すべし。実務的にも資金調達の情報交換などで有効。

但し、同世代の起業家と傷をなめ合う関係は避ける。むしろ傷に塩を塗って意見してくれる起業家と付き合う。

初期に接触する投資家との距離感には気を付ける。35歳起業家は、事業はベテランでもファイナンスは素人のケースが多い。

変な投資家に延々と持論を語られた時は、議論しないでおとなしく帰る。議論すると消耗する。

個人の力でなく、組織で戦ったほうが勝てそうな局面と判断したら無理してでも資金調達したほうがいい。組織作り得意でしょ?

 

銀行からの融資、投資家からの投資、資金調達に正解はない。けれど一気に勝負するなら多分投資な気が。

ベンチャー企業だからといって社員に経営陣と同レベルでコミットを求めない。不幸。

初期、会社が組織化する前なんて社長は社員にいじられるキャラ程度でいい。カリスマ性いらない。

人材採用には社運がかかる。毎日良い人に会えるように周りの人にお願いすべし(合コンレベル)。

お金がなくても良い人材を口説く。お金がないことはとにかく素直に話して口説く。

とりあえず朝一番早く出社する。社員に文句言われにくくなる。

個人所有の車とか家とかあったらさっさと売って、安い家賃の所に引っ越そう。すぐ慣れる。現金大事。

 

・どうせ起業したら永久に忙しいから、起業家でもさっさと結婚しちゃう方がいいし、子供作ったほうがいいといわれた(多分正しい)。


家族と仕事のバランスは大事。よって土日は仕事を休んだ方がいい。

・諦めな~い。なんとかなる。

 

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 ▲代々木の裏通り(2011年)

 

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