スタートアップ向け海外出張テク。
クオンの水野です。前回のエントリーで500超のはてぶを頂き、満足感が行き過ぎて、ブログの更新意欲を失いかけたので、軽めなエントリーとして、
「スタートアップ向けの海外出張テクニック」をシェアします。書いてたら結構長くなっちゃったので、まずは航空機関連のみを。
うちの子会社がタイにあり、東南アジア方面への往来が多いため、情報が偏る部分がありますが、ご容赦を。
▲アメリカ出張時の主食、ハンバーガー!
どんどん、海外へ出て行きましょうよ!特に学生ね。
スタートアップ向け海外出張テク。
-航空機関連のテクニック。
・航空券の予約
もはや当たり前!ネットやスマホアプリの航空券検索で最安値を調べるのがベター。スカイスキャナー http://www.skyscanner.jp が見やすいのでよく使っています。直接航空会社のwebへ飛ばされるから手数料もかからないしね!
・HISの使い方
HISをうまく使うなら、ネットで(早めに)予約する際に「航空会社未定」と表示される格安チケットがオススメ。通常の格安航空券から更に2割引程度安い!デメリットはどの航空会社/便になるかギリギリまで分からなく、スケジュールが組めないことですね。。
↑と書きながら裏技ですが、
HISの「航空機未定」の詳細内容をよく見ると発着場所や午後着か午前着かみたいな大まかな情報は記載されています。安くなるチケットって明らかに出発時間や到着時間が変な時間のケースが多いので、それらの情報から逆にどの便か推測できたりしちゃうんですよね。例えば成田とバンコク間でのHIS「航空機未定」チケットは、ほぼ、デルタ航空です。バンコク到着が23時着、出発が5時発ですが、直行便で5万円台とかの安さ。
・直行便と乗り継ぎ便
直行便より乗り継ぎ便の方が安い。当然、直行便よりも時間がかかりますが、起業直後のスタートアップピーポーは、迷わず最安値の乗り継ぎ便で出張しましょう。
・インターネットで事前席予約
ITの人は必須でしょう。カウンター並ばなくてよいし。僕は、いつも後方の空いてる席を取ってます。前から席が埋まっていくので、後方だと、隣が空くケースが多いですね。
・インターネットで事前チェックイン
こっちも必須でしょう。フライト48時間前位からOKってのが多いのかな?事前チェックインしておければ空港に2時間前に行かなくていいですよ!
・荷物は機内持ち込みか預けるか
僕は、可能な限り荷物を機内持ち込みします(持ち込めるサイズは各航空会社のwebにて)。大手は制限緩いですが、LCC(格安航空会社)の持ち込みサイズ制限が結構厳しく、オーバーすると超過料金なのでお気をつけを。荷物を預ける場合は、ピックアップの際に間違えて持って行かれないように分かりやすい目印(ステッカーなど)を付けた方がいいかと思います、知り合いで何人かおります、間違えられた人。
・機内WiFi対応便でノマドワーク
最近飛行機内でWiFi対応=インターネットが使える便が増えてますね。僕はなるべくインターネットが使える便を選択しています。USの航空会社が一番WiFi対応が進んでいて、それ以外の国の便が順次対応という印象。但し回線速度や料金に差がありすぎるのが泣ける。1フライトで15ドル位のものからわずかデータ使用量10MBで20ドル位のものまで、、20年前位のインターネット料金を思い出すレベルですw 予約前にチェックしておきたいところですね。
・両替
アジア方面は日本より現地の方が手数料が安いです。ドルやユーロは昔は日本で両替した方が得だった気がしますが、最近はどうなんでしょうね。FX業者で両替すると安いとか、両替しないで現地のATMでクレジットカードキャッシングした方が安いとか、色々なテクニックがありますが、僕は全て現地で現金両替しています。
現地だと両替できないんじゃないか!と不安な気持ちがあるなら最低限の金額だけ日本で両替して残りは現地で両替するのが良いんじゃないかな、と思います。
・海外旅行保険
保険のコストを抑えたい気持ちはありつつ、さすがに保険に入らないのは出張としてはリスク。意外に知られてないのが、クレジットカードには海外旅行保険が付帯していること(例外もある)。一度、自身のクレジットカードをチェックしてみると良いかと思います。当然ですが、そのカードを使って航空券を購入した場合のみが保障対象ですし、カードの種類(一般、ゴールドカード、それ以上)で保障内容が変わってきます。
・日本の入出国審査はIT技術により(既に)無人化されている。
入出国の審査で列に並んで待たされた経験がある方もいるはず。意外に知られてませんが、この審査をスルーできる自動ゲートがあるんですよね。
出入国審査がスピーディーに! 海外出張・海外旅行に便利な「自動化ゲート」:政府広報オンライン
最初の利用時だけ、書面での登録が必要ですが、2回目以降は指紋認証でスムーズに自動ゲートから通過できます。もっとこの自動ゲートを増やして認知させればいいと思うのですが、いろんな事情があるんでしょうね〜。
▲東南アジアではAirAsiaに乗りまくれ。
・エコノミーでも航空会社ラウンジが使える!
出発前や乗り継ぎでたっぷり時間がある時、ラウンジとか使えたらな〜と思ったことはないですか?WiFi、リラックスできるスペース、軽食もあるから普通に仕事できますしね。でも通常は、航空会社のラウンジ利用はビジネスクラス以上の人のみ。スタートアップでビジネスクラス利用は無理でしょう。そんな時に、海外出張で使えるのが、プライオリティパス。世界700以上の空港の航空会社ラウンジが使えるカードで、国際線就航してる大きい空港なら1つは使えるラウンジがあります。が、が、一番のメリット「いつでも何度でもラウンジを使ってもいーよ」というプレステージコースの年会費は、約4万円(399ドル)。うん、高いすね。
・別にステマじゃないけど楽天プレミアムカードがいけてる。
で、このプライオリティパス(発行)が無料で付帯しているクレジットカードが、楽天プレミアムカード。 本カードの年会費が10,500円ですが、プライオリティパス(プレステージ)の年会費4万円分が含まれていると考えると、海外でラウンジを利用したい人なら元が取れるでしょう。また、海外旅行保険も付帯していますし、僕の周りで海外旅行慣れしている人、海外出張が多い人は、楽天プレミアムカードを持ってる人が多い気がしますね〜。
・みんな大好きマイル
JAL、ANAのマイルを既に貯めているんだったら、海外出張に行く際も当然マイルは稼げまっせ!JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスという航空会社のグループに属していますから、それぞれのグループに属している海外の航空会社を利用した場合は、マイレージのカードなどをカウンターで提示することで、相応のマイルが貯まります。*但し、格安航空券の場合は、マイルがたまらなかったりすることが結構あるのでご注意を(というか諦めましょう〜)。
・LCC(格安航空会社)がボロい機体を使っているというのは誤解?
これ、半分誤解で、半分正しいかと。例えばAirAsiaの場合はコストメリットを出す為に最新エアバス機などを大量に導入しています。なのでむしろ機体は全然新しいですよ。一方で、どこのLCCかは明かしませんが、、もう2度と乗りたくないというほど古い機体だったこともありますw 事前チェックをしたほうがいいかと。
・LCCの席は狭い?
これも半分誤解で、半分正しいと思います。LCCでも1-2時間フライトする便と5-6時間フライトする便では、機体や機内の席間隔が違います。東南アジアなどでLCCに乗ると路線バス並の狭さなので、そのイメージが強いですが、日本発着便はそこまで狭くはないものが多いかと(多分)。
・LCCは遅延する?
これはあるかな〜と。ギリギリの最低機体数で便を回してますからね。
・LCCはキャンペーンが狙い目
LCCは頻繁にキャンペーンをやっています。定期的にチェックするのも面倒でしょうから、各LCCのfacebookページでいいね!をしておいて情報が流れてくるようにすると良いかと。(ちょうど、AirAsiaが、成田←→タイの直行便就航記念キャンペーン中ですね。片道2万円以下とか!)https://www.facebook.com/airasiajapan
・理由分からないけどLCCの機内ってめっちゃ寒い
ほんとに寒いのでどんなに出張先が南国でも必ず長袖の上着は持って行きましょう(毛布が有料だったりしますからね)。LCCに限らず飛行機の中は寒いことが多いので上着は必須だと思います。
ということで、まだまだあるとは思いますが、今日は航空機関連のみで。
なんか、軽く書き始めけど、AllAboutの記事っぽくなったなぁ。
▲ミャンマーのパゴダ(寺院)。出張の合間の観光。
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